AIBO 内部バッテリーを交換する。
プラレス3四朗の柔王丸は口からオイルを吹いていたが
同じAIBOが3台とも全部同じ症状だし
AIBOの鼻から牛乳対策としてもうこれしかないだろうってのが
パソコンと同じで基盤の上のボタン電池が切れてる。
BIOSが1970年1月1日0時0分を指したままなはずだ。
だから胴体のどこかに内部バッテリーが必ずあるはずってことで
分解した
こんなかんじで
最低限のバラシで済むように手順的なことを書いておこう。
右側面のカバー外す。ネジが4本、今回外すネジの中で側面カバーだけ若干長い
背中のネジを外す(全部同じ長さ) 図の左側4本で首が取れる。
(美しい配線が見える。このヨリ線とか)
首を外して胴体の中を覗くと
ボタン電池を発見! また変なの使ってるなあ
右側面のネジを外す。
組むときに穴がわからなくなるのでマーキングしたほうが良い。
下側の ↓が刻印されているところのネジだけ山の荒いネジが使われているので注意。
そして背中の基盤に挿してあるコネクターを外すと右半身ユニットが外れる。
美しい減速機
メイン基盤が見える。 かなりハイスペックなコンピューターを使ってる。
ボタン電池の裏側を確認。 ネジ2本とコネクターを外してメイン基盤を外す。
ここからボタン電池を外す作業
よく熱したハンダコテでハンダを熱して余計なハンダを吸い取る。
セロテープで絶縁した精密ドライバを突っ込みながら
(電池をひっぱりながら)
裏からハンダコテで熱して外す。
外すだけなら難しくないけれど、まわりに細かいチップがあるので注意。
そして外れたボタン電池がこれ
小さすぎて見えないのでキズミ越しに拡大
ML621 だ。 3Vの二次電池っ(充電式なのでCR2032とかで代用しないこと)
念のため電圧を測るがどんどん下がってくる。 1.5V規格かと思うような電圧
完全に死んでる(リチウム電池は3Vだ)
同じ電池は全く手に入らないってことはないけど
容量が小さくて高いし、基盤上に置くと腐食も心配だし交換も大変なので
スペースに余裕のある背中にもう少し大きくて入手しやすい電池を
移設することにした。
秋葉原の千石でML2430-HJ1を選択。
充電するときの電圧が若干違うのだけど大丈夫でしょう。
なにより容量が増える。(昔NECのPC98直すのに買った気がしる)
AIBOの内部バッテリー(ボタン電池)の代替品 ML2430-HJ1
買ったまんまでこの電圧っ 良い。
簡単な作業のはずだが、基盤の穴やハンダ付けできるパターンが
細かいので以外と難しい作業
移設の線をハンダ付け、電子回路は赤が+で黒がー
つまらないとこで間違えないように
被覆を少し長めに剥いてハンダ付けするとやり易いかも。
となりのチップ、極性に注意。
ハンダ付けした場所に力がかからないように
線はシューグーで固定した。
シューグーで線を固定
元どおりに組み立て
線が可動部分に干渉しないように
右半身カバーの上を少し削って線を通す。
背中のアルミを絶縁して電池を固定
これらの作業を、3匹にやる。
通電と行きたいが、はてなの月間ファイル容量に上限がきたのでここまで
つづく